大朝日岳 [山登り]
7/11・12は連休。天気予報によると東北地方は好天。梅雨の合間のフッフッフな天気。まさに俺さまの連休のためにあるような天気である。じゃロングコースの山に行ってこよう。前から計画していた大朝日岳に登るとすっか。
この大朝日岳、山形県と新潟県境にある朝日連峰の主峰である。登山コースはいくつかあるが、どこから登ってもなかなかのロングコース。その中でも一番近い「古寺鉱泉」からのコースとする。と言ってもこのコースでさえ標準コースタイムは9時間半もある。
天気予報は大外れ。どんより曇っている。でも天候は回復傾向なのは間違えない。山頂に着く頃には晴れることを期待しよう。古寺鉱泉の駐車場を早朝の4時47分から登り始める。
まずは古寺山に到着。見てよ、今にも雨が降りそうな天気。目指す大朝日岳は雲の中、まったく見えず。
’
そして小朝日岳に到着。天候が回復する兆しはまったく無し。
’
しかし小朝日岳からは高山植物が多く咲いている。おお!ヒメサユリ。ピンク色した可愛いお姿。誰が名付けたか知らぬが、姫小百合とは見事なネーミングである。この名前はカタナカより漢字の方が似合うね。天気が悪いので景色の写真は諦めて、高山植物の写真を載せるか。
姫小百合
’
イワギキョウ
’
ゴゼンタチバナ
’
シナノキンバイ
’
シラネアオイ
’
ハクサンシャクナゲ?
’
ハクサンフウロ
’
ヒナウスユキソウ
’
ヨツバシオガマ
’
いいね!いいね!そして頂上間近の銀玉水。まあ冷たく美味しい水だこと。
’
と関心していたら、雨・・・・・・カッパを着る。オラさあ、自慢じゃないけど日帰りの山登りでは、今まで一度も雨に降られたことはないのだ。カッパを着たことないのだ。でもここまで来たらカッパ着ても頂上まで行ったる。(と言っても頂上まで20分くらいなんだけど)
そして頂上。ウォー!雨は止んだけどスッゲー風。飛ばされそうなほどの強風。しかも寒い!
’
見てよ、草が真横になびいてるでしょう。でもさ、写真じゃスゴさがわからない。こういう時はやっぱ動画だね(と言いつつもデジカメで動画撮影しないオヤジ、というより動画機能があることすら忘れているオヤジ)。
’
こんな写真じゃあ頂上とはわからない。「お前さあホントに頂上まで行ったの?本当は途中で引き返したんじゃないの?」と疑われてしまう。仕方ないので、珍しく証拠写真を載せよう。
’
という訳で残念ながら朝日連峰の雄大な景色は見ることはできなかった。
下山途中から、一気に天候が回復してきた。見てよこれ、あと3時間早く天候が回復していればねえ。
’
しっかし疲れた。登山口から登山口まで休憩込みで10時間40分。平ガ岳ほどではないが、疲れた疲れた。
そして本日は筋肉痛。明日はまるでロボットのような、ぎこちない歩き方になる程の筋肉痛になってんだろうなあ。
越後駒ケ岳 [山登り]
4~6日まで珍しく3連休なのである。しかも天気も良い。こりゃー山登りに行くっきゃないね!
今年は山に雪が少ないので、例年の6月初旬では雪が多すぎて行けない山に行っちゃおう!選んだ山は越後の名峰、越後駒ケ岳である。
地図のコースタイムによると、一番近い枝折峠からでも往復で11時間10分。超ロングコースである。が、Jetstreamさんによると、「このタイムはおかしい、そんなに掛からない」そうである。それにしてもロングコースには変わりない。
関越道の大和PAにて車中泊。3時ころ起きて出発すれば、登山口である枝折峠から4時半頃に登り始められるだろう、と、予定していたのだが、起きたら4時半!明るくなっても熟睡していた。すぐに出発したのだが、結局6時から登り始めてしまった。
見てよ、枝折峠までの途中から見える越後駒ケ岳。カッコいいでしょ?
’
登り始めて約1時間ちょい。目指す越後駒ケ岳(右側の山)と中ノ岳(左側)。まだまだ遠い。
’
大分近くなってきた越後駒ケ岳。けっこう雪が多いね。
’
長いコースだ!駒ノ小屋までもうちょい。この景色はまるで北アルプスの立山あたりのようだ!
’
やっと駒ノ小屋。頂上まであと30分。見てよこの雪!「今年は雪が少ないって言ってたけど沢山あるじゃん」とお思いのそこのアナタ、小屋の管理人さんが言うには本来なら土が見えてる所も雪で覆われていて真っ白だそうだ。
’
いざ頂上へ。どうだこの雪の世界!登ってる人が見えるでしょ。
’
頂上付近の稜線には、5mほどの高さの雪庇!
’
どうだこの雪庇!大きな波のようだ。
’
そして頂上に登ると、始めて姿を見せる、日本酒で有名な八海山。カッコイイ!
’
素晴らしい!これぞ名峰。気に入ったぜ!でも、ちょいと時期が早すぎたようで高山植物はあまり咲いていなかった。
しかし、コースタイムの11時間10分は大うそだ!実際に掛かった時間は、登山口を6時出発で2時半に登山口に戻ったから8時間半である。しかも休憩込みでだ。でも相当疲れたけどね。
山バッチ
金峰山 [山登り]
世間の人が長~い長~いGWで休んでいる間、休まず働いていた可哀想な私。
でもそんなオラにもたった2日間ではあるが8~9日が休みであった。これはGWではない!通常の休みなのだ。そして8日は絶好の山登り日和。どっか行ってくっか。
今年は雪が少ないので、標高の高い山や雪国の山に、来月くらいから登れそうなのだ。つうことは今から早めに体を作っておかねばならぬ。そこで「コースタイム7時間超 標高差1,000m超」のコースをあれやこれや悩んで金峰山に決めた。
この金峰山、過去に2度登っている。1度目は廻目平から、2度目は大弛峠から登ったが、3度目は登ったことがない富士見平から行ってみたい。富士見平からだと、コースタイム7時間5分 標高差1,083m。練習にはちょうど良い。
とは言え、やはり「コースタイム7時間超 標高差1,000m超」は久々なのでキツかったが。森林の中を登ってなんとか森林限界を超えた。ここからはすばらしい景色のコースである。
千代ノ吹上付近からの金峰山。見てよこの天気!
’
南アルプスだってすぐそばに見える。左の雪に覆われている山は仙丈、その右隣は甲斐駒、右奥には中央アルプス。
雪がちっともない八ヶ岳。右下の岩山が瑞牆山。
これが登ってきた尾根。金峰山に登るには、やっぱこのコースが絶対にオススメだね!
そして名物の五丈石。写真だと大きく見えないが、これでも40m近い大岩なのだ。
帰りの中央高速も渋滞なしでスーイスイ。首都高代をケチって高井戸で降りて環八走ったが、ここもスーイスイとラッキーなであった。
さて次の練習はと思案中のオヤジである。
那須も雪が無い [山登り]
4/25(月)、那須にある朝日岳~三本槍岳へ山登りに行ってきた。
う~ん・・・・・ここも雪が少ない、少ないと言うより「無い」と言った方がいいかもしれん。
まずは峰の茶屋まで行く途中から見た朝日岳。そりゃさあ、南面だから雪解けは早いよ、でもね、まだGW前だよ!ここまで雪が無いとはねえ。
’
そして峰の茶屋から朝日岳に行く途中に、例年だとこの時期に2箇所ある雪渓。幅20~30mくらいのかなり傾斜のある雪渓をトラバースするのだが、すっかり解けていて幅5mくらいしかない。
’
見てよ、荒涼とした茶臼岳。雪なんかありゃしない。
’
三本槍からの景色。10年前のGWに行った時の写真と比較すると、これだけ残雪の量が違う。
今年の景色(しかもGW前だし)
’
10年前の5月に同じ場所から撮った景色
先々週の浅間山もそうだったけど、山の雪が異常に少ない。おまけに気象庁がラニーニャ現象が発生していると発表しているから、今年の夏は猛暑になるかも知れんし。これでもし運悪く今年は空梅雨だったら・・・・・
近年まれにみる大水不足になるよ、確実に。
身近にお年寄りがいる人、水の確保には気を付けないと。
山登る人、水場が涸れているかもしれないから、事前調査はしっかりと。
株やる人、水関連株が上がりそうだね。
と、梅雨時期の雨量が鍵を握っているね。
久々の山歩き [山登り]
4/12(火)に黒斑山に行ってきた。久々の山歩きだ。
この日の朝、お隣にある菅平では-10℃まで冷え込んだそうだ。
冷気と静寂の中、凛とした雰囲気に包まれながら見る山々の素晴らしきこと。
槍・穂高
’
鹿島槍・五竜
’
北信五岳
なまくらな足 [山登り]
暮れから新年にかけてランニングもサボり、且つ飲み食い飲み食いの日々。
これではイカン!「新年早々ファイト一発、山登りでもして体鍛えんべ」と思い、一昨日(1/4)行ってきた。生半可な所ではダメだ。体に活を入れるためにキツイ所でに行ってくんべと雲取山を選択した。
朝7時、小袖の駐車場から歩き出す。快調に飛ばす。が、しかし、ものの1時間弱で足が重い。おかしい・・・・・こんなはずではない。そりゃー最近はランニングをサボってはいるが、たったの10日間くらい。この程度でここまで体力が劣るはずはない。
ちょいと休憩してまた歩くがおかしい。どうにか標準タイムより早く堂所に着くが、かなりバテている。堂所から七ツ石小屋にどうにか到着。バッテバテである。まさにシャリバテ(低血糖)。そりゃそうだ。正月は刺身&かまぼこ&黒豆&ハム食って、ビール&日本酒飲んで、炭水化物取ってねえもんなあ。と七ッ石小屋で早々おにぎり食いながら反省。
さあ、どうすんべ。雲取山までまだ遠い。無理して雲取山まで行くとすると、この状態じゃ帰りの道中に暗くなってしまいそうだ。いや!雲取山まで行けないかもしれない。でもこのまま引き返すのも何だな。ということで、七ッ石山と日陰名栗峰まで行って、帰ることにしよう。
日陰名栗峰のすぐ手前の鞍部まで行ったものの、残りの登りを見て心が挫けてしまった。景色の良いこの鞍部にて最後のおにぎりを食い、勇気ある撤退と決めた。
富士山
南アルプス
そして堂所の手前あたりから、今度は右足裏が痛くなってきた。どんどん痛くなる。そして足の痛みを耐えつつどうにか駐車場に到着。足の裏を見たら、水ぶくれが出来ていた。
そして今日、き~ん~に~く~つ~。そんなに長い期間ランニングをサボってた訳じゃなし、いくら何でもここまで「なまくらな足になっちまったとは情けねえ~」と反省しきりのオヤジであった。
北海道の山は登れん [山登り]
2週間くらい前のこと。ネットサーフィン(これって死語でしょうか?)していたら、ヒグマ関連の記事にたどり着き、そしてこんな事件を知ってしまった。
世にも恐ろしい「三毛別ヒグマ事件」。興味のある方は↓をクリック。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%AF%9B%E5%88%A5%E7%BE%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6
簡単に書くとだ、大正時代に北海道で起こった巨大ヒグマによる襲撃・殺人・食人事件。7名が死亡、うち2名が食われたとのこと。警察が駆けつけるもあまりの恐ろしさに手も出せない。そこに嫌われ者の老マタギが現れ、たった一人で森の中に入り巨大ヒグマを仕留めるという、ドラマのような本当の話。
しっかし読むほどに恐ろしい話で、恐ろしいゆえに興味が湧き、関連記事を読みまくった。そしてそれだけでは飽き足らず、この事件を扱ったこんな本までアマゾンで購入し読んでしまった。
羆嵐(吉川昭 著)と慟哭の谷(木村盛武 著)
2冊とも読んでみたが、木村盛武と言う人は北海道のヒグマの権威だそうで、小説ではなく事実を詳細に記述しているからだろうか、かえってこっちのが恐かった。
こんなもん読んでしまったらもうダメだ。ヒグマが恐い恐い。本州にいるツキノワグマなんて可愛いもんだ。恐くて恐くてトラウマになっちまったと思う。北海道の山には恐くて登れん。但しヒグマがいない利尻岳は除くがな。
平・剣に向けて(本番その2・剱岳) [山登り]
北アルプスにある剱岳、古くから「弘法大師が草鞋千足を費やしても登頂できなかった」と言い伝えられ、また登山家からは「岩と雪の殿堂」と呼ばれ、「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる山である。登山者にとっては「是非とも一度は登りたい山」として憧れる山である。
憧れの山と言っても、そう簡単には登れない山であり、決してあまく見てはいけない山である。それゆえいつもは単独で行くオラも、今回はブログにコメントしてくれるJetstreamさんと一緒に登ってきた。
登山コースは馬場島から登る長い長い早月尾根コース。7/30に登山口の馬場島から登り途中の早月小屋で一泊。そして7/31早朝から頂上に、そして長い長い早月尾根を下ってくるのである。
登山口にある石碑には「試練と憧れ」と刻まれている。憧れの山頂までは試練が待っていることは、頭では分かってはいるんだけど。
・
早月小屋までは樹林帯の中を登るのだが、景色は見えないし湿気がすごい。思いっきりテンション下げ下げ状態。
試練・・・・・こんな感じの登山道が延々と続く。暑いよ~辛いよ~
・
やっと早月小屋に到着。明日に備えるためにオラのガソリンであるビールを補給。小屋に着いてから雨が本降りになったり止んだりの繰り返し。明日の天気が心配である。
そして朝、ウッソのような素晴らしい快晴。見よ!小屋から見える大日岳を。
・
好天でテンション上げ上げ状態の中、さあ頂上に向かって出発である。がいきなりの急登。
試練・・・・・岩場ではないが、朝一でこんな急登を登った。
・
目指す本峰はあれだ!
・
さあ、いよいよ岩場が登場。快晴で景色は最高なのだが、岩場で緊張する。前にも書いたかもしれないが、オラは「高所恐怖症」なのだ。
試練・・・・・もし落ちたら、底まで落ちたらと思うと、二度とマグロの中トロは食えないしビールも飲めない。
・
吸い込まれそう!
・
横には何と言う名前かわからんが凄い岸壁
・
岩場が続く。そして核心部。ラスボス登場。
・
このラスボスさえやっつければ、憧れの山頂である。
試練・・・・・決して焦らず、足場を見極め、しっかりクサリを握り、確実に登れば憧れの頂上。しかし間違えれば奈落の底。
・
真ん中よりちょい上に人が登っているのわかりますか?
・
ここにも真ん中よりちょい上に人が登っているのわかりますか?
・
そして頂上。見よ!このオヤジの勇姿を。
・
憧れの頂きからは北アルプスの山々が全て見渡せる。右から薬師、黒部五郎、笠、奥にうっすら御嶽、乗鞍、穂高、槍、手前左は立山と名峰が続く。
・
クライマーの憧れ八ツ峰
・
快晴の空の下、素晴らしい景色。これぞ憧れの山頂。いつまでも見ていて飽きないこの景色。小一時間いただろうか。帰りたくないけど、いつまでものんびりしていられない。ここから岩場を慎重に降りて降りて、長い長い尾根を下って下って帰らねば。山は無事に降りて始めて成功と言える。山で事故が多いのは降り。慎重に行かねば。それから車を運転して遠い遠い家まで帰らねば。
そして夜中の2時過ぎに家に着いたオヤジであった。2日経った今、激しい激しい筋肉痛である。これも試練なんでしょうかねえ。
山バッチ
平・剣にむけて(本番その1・平ヶ岳) [山登り]
群馬・新潟県境にある平ヶ岳。標高差1,301m 累積標高差1,761m コース距離約22Km 標準コースタイム10時間超。途中に山小屋が無いため日帰りしか許されない。日本百名山の中で日帰りコースとしては最超ロングコースである。まるで山登りのフルマラソンのような山であり、そう簡単には登って帰ってこれやしない。健脚者のみ許されるコースである。
この山を登りきるためにランニングを続け、1ヶ月ちょい前から予備試験の如くロングコースを3回も登り試してきた。
また、コースタイムが長いため、日の長いこの時期で且つ天候が良い日しかチャンスはないので、何とか仕事の出勤日を調整して6・7・8と3連休とし、その中で天気が比較的良い日を選ん実行するしかない。もし天候が悪いようなら来年に再チャレンジである。
そして7/7の天気予報は群馬(水上の藤原方面)は曇り、新潟(魚沼方面)は曇り時々晴れ。この日しかない。そして昨日(7/7)、満を辞して行ってきた。
前日の6日の夜7時に登山口の駐車場に到着。車中でビールを飲み、8時半には寝袋で睡眠である。
朝4時半、いよいよ出発である。痩せ尾根に出るが、ガスっていて遠くが見えない。このまま天気がもってくれればいいが、予報に反して本降りの雨になったら引き返すつもりであった。思っていたより、この痩せ尾根はキツイ急登である。ロープ場があることは知っていたが、こんなにあっちこっちあるとは。しかも左右が谷になっているためバランスを崩したら転落する。これは疲労がピークになる最後の下りで膝に疲れが溜まっているようだと非常にヤバイ。
痩せ尾根
痩せ尾根さえ終われば2時間ほどは平坦な登山道、のはずだったが高低20m以下の樹林帯のアップダウンが続きまくる。う~ん・・・・ここで楽しようと思っていたのに楽できない。そして最後の300m程度の登り。すでに疲れが出てきているのでこの登りが辛い。
黙々とひたすら登っていると一気に視界が変わる。おお!これが姫ノ池。こ、これはまさに別天地、楽園だ。今までの疲れが嘘のようにブッ飛んだ。あたり一面の湿原地帯。
姫ノ池
尾瀬の名峰の燧岳
もしオラが死んだら、骨の粉をチョビットでいいからここに撒いてほしい←誰がこんなジジイの骨の粉もって、こんなロングコースを登ってくるか!人の迷惑考えろっちゅうの!そもそもジジイの骨は高山植物が枯れてしまう毒じゃ。
平・剣に向けて(巻機山) [山登り]
昨日(6/13)、新潟・群馬の県境にある巻機山に行ってきた。
その話の前に。高速代をケチりたいので前日の金曜日の午後1時に家を出発。そして夕方頃に三国峠(国道17号線)付近を通過中、なんと!道端にクマがいた。クマだよクマ!しかも自動車なんて滅多に走らない林道ならともかく、国道17号線だよ。あまりに突然だったし、こちとら車の中なんで怖くもないし、スピード落としてジックリ見ちまったぜ。でも写真撮れなかったねえ、突然だったもんな。
話を元に戻して、コースは以下の通り。
桜坂駐車場→井戸尾根→巻機山→牛ヶ岳のピストン。コースタイムは8時間45分。
朝5時半に登山口を出発。森林の中、風も吹かんし湿気はあるしけっこう暑い。
6号目の展望台に到着。どうよこれ。険しいとんがり岩は天狗岩。沢には残雪。いいねえこの景色。
そして森林限界を超える。実に素晴らしい稜線が見える。
避難小屋付近の池塘に、おお!水芭蕉が咲いているではないか。もし花に生まれ変わるのであれば水芭蕉がいいね。
巻機山から牛ヶ岳への稜線。なだらかな草原帯。見てよこの残雪量を。雪の上を流れてくる風が冷たくて、疲れて暑い体を包む。う~ん・・・・・快感。この世で2番目に気持ち良いね!1番気持ち言いことは書かないけどさ。
牛ヶ岳から巻機山と割引岳。いいねいいね!
牛ヶ岳頂上から来月挑戦予定の平ガ岳。思いっきり霞んでいて、こんなに近くなのによく見えないけど。
巻機山~牛ヶ岳の間にも小さな池塘がいくつかある。その池塘のそばにはチングルマも咲いていた。
スッゲー、こんなに残雪が多い。きっと雪の吹きだまりになってんだろうねえ。10mは積もってんじゃないの?
やっぱ山は雪だね。雪の白色が景色を引き立てる。これだから上越国境の山々は素晴らしいと、久々に感動したオヤジであった。
山バッチ