平・剣へ向けて(甲武信岳) [山登り]
来月の初旬は超ロングコースの平ガ岳、下旬は雪と岩の殿堂の剣岳に行く予定である。この2峰はそう簡単ではない。そのためには怠惰な生活を送っていてはダメであり、日頃から足腰を鍛え&鍛えておかねばならない。
先週の藤野~高尾山口はそのための第一弾であった(過去のリベンジでもあったが)。そして昨日(6/2)は第二弾の甲武信岳である。コースは以下のとおり。
毛木平→十文字峠→三宝山→甲武信岳→甲武信小屋→甲武信岳→信濃川水源→毛木平
甲武信岳周遊コースである。標準コースタイムは10時間10分のロングコース。毛木平の駐車場を朝4時55分に出発。
十文字峠までの登り2時間はゆっくり登る。この時期このあたりはシャクナゲが咲いている。ほう、綺麗なもんじゃ。
おお!八ヶ岳が見える。いいねえ八ヶ岳は。平・剣へ向けての第三弾は八ヶ岳にすっかなあ。
そして次の写真。なんの特徴もない超平凡な山は三宝山。この山、実は埼玉県の最高峰であるのだが、山登る人でも知らないようなマイナーな山であり、しかも頂上は木に囲まれてほとんど景色が見れない。
甲武信岳に着いたが、う~ん・・・・・雲も出てきたし景色がいまいち。写真なし。でもね下界は30度超えの暑さらしいが、風が実に爽やかで涼しくって気持ち良い気持ち良い。
そして下山途中の信濃川源流、日本一の大河もここの木の根っこからの湧き水で始まる。数日かけて遠く新潟の海までたどり着くんだろうねえ。ま~冷たくて実に美味しい水。ゴックゴク飲んでしまった。
とまあ、10時間を超えるロングコースであったが、休憩入れて9時間20分で歩けた。特に足も痛くならずに問題なし。これでちょいとは平ガ岳制覇へ自信がついたねえ。
久々の1枚。題して「こぶし」
山バッチ
「藤野~高尾間6時間切り」に再々挑戦 [山登り]
「藤野駅→陣馬山→高尾山→高尾山口駅の6時間切り大作戦」、5年前はあまく見てしまい6時間40分、4年前は頑張ったが6時間10分。このままでは三途の川を渡っても閻魔大王に「お前ごときは筑波山レベルだな」とバカにされてしまう。なんとか6時間を切るしかないな。
そして一昨日(26日火曜日)に再々挑戦してきた。その結果を披露する前にルールを説明しよう。
ルール
1.藤野駅~高尾山口駅まですべて歩くこと
2.途中の巻き道は一切使用しないこと
3.チェックポイントの陣馬山、堂所山、景信山、高尾山では証拠写真を撮ること
4.藤野駅~陣馬山間、高尾山~高尾山口駅間は、コース選択は自由とすること
このコース、危険なところは一切無いハイキングコースではあるが、もちろんアップダウンはあるし、何といっても距離が21Kmほどあるロングルートである。このコースで6時間を切るには、何らかの対策を考えないと来年還暦を迎えるオヤジにとっては厳しいのである。
そこで以下のような対策を講じた。
1.いちいち立ち止まって飲み物を飲んだり、栄養を取得したりしては時間がもったいない。そこでハイドレーションシステムで歩きながら飲む、ウィダーインゼリーで歩きながら栄養を取る。
2.いちいち立ち止まって経過時間をメモしていたら時間がもったいない。写真に日時が入るようにして、後から正確な時間を確認する。
3.休憩は3回以下、1回あたり10分以上休憩しない。
4.走れる所は走る!
さて、7時25分に藤野駅を出発。登山口までの舗装路、ここで走っては最後にバテる。ゆっくりゆっくり・・・・・と考えていたが、登山口からはガンガン登る。
陣馬山に8時59分到着。コースタイム2時間10分のところ1時間34分で到着。ここで10分休憩。
堂所山まで走れる所は走って9時47分到着。コースタイム1時間10分のところ48分で到着(陣馬山で10分休憩したので実質38分で到着)。スタートからここまででコースタイム3時間20分を2時間22分で到着。これは・・・・・・五色桜マラソンの時と同じ・・・・・最初は良すぎて最後はバテバテ。イヤな予感がする。
景信山まで走れる所は走って10時25分到着。コースタイム1時間のところを38分で到着。ここで7~8分休憩。しかし景信山の手前からバテてきた。
小仏城山に11時16分到着。コースタイム55分のところを51分で到着(景信山で7~8分休憩したから実質44分)。もう走れない。バテバテである。オヤジにはウィダーインゼリーなんて洒落たもんじゃ栄養にならん、やっぱレバニラ定食だな。
高尾山に11時54分到着。コースタイム50分のところを38分。苦しい・・・・・暑い・・・・・なんでこんな年になって苦行をせにゃならぬのだ。売店で冷たいお茶を買い一気飲み。
そしてゴールの高尾山口駅に12時58分到着。コースタイム1時間10分のところを1時間4分。
トータル5時間33分。やった。ついに6時間を切った。でももう二度とやらない。絶対にやらない。きつかったぜ。
陣馬~高尾間を制するために [山登り]
「陣馬山から高尾山まで(正確には中央線の藤野駅から京王線の高尾山口駅まで)を6時間以内で歩ききる」、と言うことを以前チャレンジしたことがある。その時のタイムは残念ながら10分オーバーの6時間10分であった。あの時は「中年オヤジには6時間切りは無理」だと痛感した。
あれから早4年半。フッフッフ。今のオヤジはちょいと違う。ランニングで鍛えあげられた心肺機能、そして足の筋肉も強化されている。来週の火曜日、天気さえ問題なければ再チャレンジをし、心に引っ掛かっていた6時間切りを達成してみせようではないか。
でもだ、あの時より4歳も年取って(来年は還暦だよ)、しかも5月末と言えば山の中でも暑いのである。甘く見ると失敗する。そこで本番時を意識して午前中にトレーニングをしてきた。
写真を見よ!
久々の山登り(三頭山) [山登り]
ここ2ヶ月間、ちょいと骨っぽい山登りをしていない。せっかくの連休だしなあ、いっちょ行ってくっか。でも車で行ったら大渋滞だしなあ・・・
そんな時はだ
電車で奥多摩!
と、昨日は三頭山に行ってきた。コースは以下のとおり。
峰谷橋→浮き橋→ヌカザス尾根→三頭山→槇寄山→数馬の湯(湯上りに念願の舞茸天ぷら食いつつ生ビール2杯)
標準コースタイム6時間5分。標高差約1,000mである。
奥多摩駅からバス。それが大入り満員の超ラッシュ。「あと3名ですから詰めてください」とアナウンスがあっても、なかなか乗れやしない。やっぱGW、凄いもんだ。
しかしマイナーなヌカザス尾根。ガ~ラガラで2名しか会わなかった。が、三頭山頂では座る所も無いくらい。こんなに人がいる三頭山は始めてである。やっぱGW、凄いもんだ。でもやはり三頭山避難小屋を過ぎると笹尾根もガ~ラガラであったが。
そして槇寄山頂には予定より早く到着。このままでは数馬の湯で風呂に入って、念願の舞茸天ぷら食いつつ生ビール2杯飲んでも、バスの時間まで時間がありすぎて暇地獄になるのだ。そこで予定変更。槇寄山から数馬の湯に下らず、そのまま数馬峠まで行き数馬の湯に下ることで40分遅く到着することにした。
数馬の湯がこりゃまた混雑。やっぱGW、凄いもんだ。風呂から上がりレストランで、さて念願の舞茸天ぷら食いつつ生ビール2杯だ!と思いきやレストランが満員、想定外の入場制限である。名前を書いて待つこと10分超、帰りのバスの時間まであと30分しかない!でもだ、フッフッフ、30分もあれば生ビール3杯は飲めるオヤジには問題ないのだ。
帰りのバスは何故か空いていて、座れたので助かったぜ。
良い1日であった。
久々であったので本日はヒドイ筋肉痛だろうと思っていたが、思ったより痛くない。それに登りではいつもより心拍数が上がってないようだった。やっぱランニング効果だよねえ。
写真が1枚も無いって?ヌカザス尾根と言い笹尾根と言い、ずっっっと森の中の道なので景色が良くなくて、今回は写真なしである。
お気に入り(黒斑山) [山登り]
やっぱこの時期は雪のある山を登りたい。前日は9.3Kもランニングをして疲れているし、楽な山登りができ且ついい景色と言ったら、オラのお気に入りのあそこしかないな。
それは黒斑山。浅間山のすぐ隣にある山で、駐車場から往復約3時間半、標高差430m。ま、ハイキングコースと言えよう。しかし標高は2,403mと、けっこう高い山である。
見よ、真っ白に輝く横一線の北アルプスを!がだ、本当は写真の山々の後ろに北アルプスが横一線に見えるはずが、霞んでまったく見えず・・・・・残念。
見よ、目前に見える雄大な浅間山を!
それから最近これにハマっている。日清のスンドゥブチゲのカップスープ。これに鮭おにぎりを2/3くらい入れて、クッパ風にして食べるのだが、寒い中で食べると辛くて熱くて大変デリシャスなのだ。鮭のおにぎりじゃないとイカンよ。スープの中に解れた鮭がまた美味しいのだよ。
心地よい寒さの風に吹かれて、お気に入りの景色を見ながら、お気に入りのクッパを食う、まさにお気に入りのひと時、ああ何と贅沢な時間であろうか。
話は変わるが、浅間山の噴煙を見ていると、いつか大噴火するだろう。そろそろヘルメットの購入も考えないとイカンかな。
鎖骨骨折箇所の最終試験 [山登り]
筑波山で行われた「鎖骨骨折箇所の試験」、まあ合格とは言え、肩の張りはあったし、それにたったの3時間半のコースではまだまだ不安で合格は出せないのである。そこで最終試験を昨日行ってきた。
場所は大菩薩嶺。コースはゲート前駐車場→上日川峠→大菩薩峠→大菩薩嶺→丸川峠→ゲート前駐車場
標準コースタイム 6:25分。標高差 約1,040m。前回と同じ1泊用ザックでの試し登りである。
ここ大菩薩峠から大菩薩嶺に続く稜線には木々が無く爽快な気分になれるし、八ヶ岳、南アルプスの名山達、何とも大きく見える富士山等と展望が実に良い。
大菩薩峠から大菩薩嶺に続く稜線
南アルプス(白根三山)
富士山
雪を踏みしめながら爽快な景色を見て歩く、最終試験にはもったいない所である。
そして結果は、前回同様に左肩の筋肉部分に張りが出たが、前回ほどでもないので、ま、心配ないであろう。
合格
である。川苔山で鎖骨骨折箇所の端が痛かった原因は、日帰り用ザックのショルダーベルトが原因だとわかった。これでこの夏は何も心配せずに山登りができるな。安心である。
骨折箇所とザック [山登り]
先日の川苔山で発症した「ザックのショルダーベルトが鎖骨骨折のプレートの片隅に当たって痛い痛い現象」、これが気になって気になって。そりゃそうだ、大きなザックでも同じ現象だったら、今年も山に行けないことになる。正確には鎖骨骨折箇所のプレートを取らないと山に行けないのである。それでは困る。
そこで本日は1泊用ザックでも、同じ現象になるか、それとも何も問題なく山登りができるかを試してみることにした。
場所は筑波山。標準コースタイム3:30分。1泊用ザックに荷物満載状態での試し登りである。
結果は、少し違和感はあったもののショルダーベルトとプレート箇所との接触は避けられたようで、前回のような痛みは出なかった。が、駐車場でザックを降ろした時に鎖骨骨折箇所がある左肩の筋肉部分に、かなりの張りがあった。
う~ん・・・・・鎖骨骨折箇所を無意識のうちにかばってしまい、左肩の筋肉をあまり使用してなかったんだろうか。そのせいでこうなったのなら良いが、他に問題があったら困る。
ま、とりあえず今日は肩の第一次試験は通ったことにして、第二次試験は6時間程度のコースで試してみて結論を出そう。
と、まだまだ「OK!」状態にならないで困っているオヤジであった。
奥多摩(川苔山)で問題が発生・・・・・・ [山登り]
百尋ノ滝は凍ったか?と思い、昨日は奥多摩にある川苔山に行ってきた。
どうこれ、けっこう凍ってんでしょ?
これじゃ滝がどれくらい大きいかよく解らないので、人を写真に入れて人と比較するとけっこう大きな滝でしょう。
滝壺もバリバリに凍ってました。
そこから山頂へ。先週木曜日に雪が降ったようでけっこう雪が残っていた。山頂付近は約30cm弱ってな感じである。
とまあ、これだけだと良い山歩きを楽しんだように思えるが、実は問題が発生した。手袋を無くしたとか、アイゼンが壊れたとかでない。
実は鎖骨骨折箇所のプレートにザックのショルダーベルトが当たり、そこが痛くなったのだ。先月から山歩きを再開し、近場で3回も山歩きをしたのだが、痛みは一切なく問題なく歩けたのだが。
前回までと違う点はザックが違うこと。前回まで使用したザックは小さなザックで荷物も軽量であった。今回は日帰り登山で頻繁に使用するザック、ま、オラにとっては日帰りのエース級ザックなのである。
チェストベルトをキツめにして、ショルダーベルトを骨折箇所のプレートより内側にしようと試みたがダメ。タオルを8つ折りにしショルダーベルトの下に敷いたところ少しは痛みは減ったが、根本的な解決にはならない。
泊まりで山登りに行く場合は、もっと大きなザックになり荷物はさらに重くなる。これってヤバイんじゃないの?
1つ救いはある。日帰りのエース級ザックはもともとショルダーベルトに違和感があるのだ。ショルダーベルトの形状が他のザックとちょいと違って、すこし肩の外側になることが多い。
ま、近いうちに大きめなザックを背負って数時間試し歩きをするしかないな。
もし大きめのザックでも痛みが発生するのなら、再手術してプレートを取るしかなくなる。う~ん・・・・仕事を休まにゃならんし、生命保険からはプレートを取る場合の手術は給付対象外とはっきり言われたしなあ。
と新たな問題に悩むオヤジであった。
初詣&体に喝! [山登り]
明けまして おめでとう ございます。
今年の山登りで「遭難あるいは大怪我をしない」ため、また正月に食った刺身(ウ〇コすると魚の生臭い臭がするくらい食った)と呑んだビール&日本酒にどっぷり浸かった堕落しきった体に喝を入れるため、奥多摩にある御岳神社まで山登り&祈願に行ってきた。
コースは以下のとおり。
鳩の巣駅→大楢峠→御岳山→日の出山→ふたまたお駅 標準コースタイム6時間15分
ハイキングコース程度のコースとは言え、久しぶりの長いコースのため疲れた疲れた。
日の出山から見える都心、ビル群とスカイツリーが見える。あ~あ~明日から仕事かいと嫌~な雰囲気になっちまったぜ。
皆様、今年も宜しくお願い致します。
尾瀬沼散策 [山登り]
鎖骨を骨折して以来、山に行けずに心が腐っている。まだ完全に骨折箇所は完治していないが行っちゃえ!でも今回(10/3〜4)は一人ではなく家族と一緒で尾瀬の後は福島の会津芦ノ牧温泉で一泊である。
骨折箇所の負担を減らすため、飲み物やカメラ等重いものはウェストバックに入れ、ザックはトレラン用のちびっこザック、そのちびっこザックには雨具等最低限のものだけ入れることにした。
歩くコースも負担を減らし、福島側の沼山峠から入山とした。これなら楽チンである。
秋も深まる草モミジの大江湿原。思っていたより尾瀬って紅葉する木が少ないんだね。
大江湿原名物の三本カラマツ。
燧岳も良い天気だ。
尾瀬沼と燧岳。
ここだけの話、久しぶりの山のわりには感動が少ないんだよ。う〜ん・・・・・やっぱ景色に刺激が足りないのか、それともオヤジの心が以前のようにピュアじゃなくなってきたのか?
夕方には宿泊先の会津芦ノ牧温泉の大〇荘に到着。そしたらだ、でかい玄関の前で大人数でお出迎え。「こりゃVIP客と間違えてる、絶対に間違えだ」と思うほどの凄いお出迎えであった。そしてフロントに入ってまたまたビックリ。吹き抜けのフロントのでかさにも驚いたが、そこの中央で琴を弾いているおばさんがいる!長い時間ずっと琴弾いてんだぞ!
そしてここの露天風呂が良い。棚田のような三段の露天風呂(クリック)。目の前は渓流と山が迫っている。これが真冬であったら素晴らしい雪景色を見ながら・・・・・もし不倫してる彼女でもいたら真冬にお忍びで来てウッシッシ、なんて思いつつのんびり湯につかっていたオヤジであった。